エピックストアで無料配信されたCrying Sunsのレビューと攻略
最初見た時点で何となくFTLっぽいなーと思ったら本当に同じ系統のゲームだったでござる
最初はパクリゲーかと思ったけど、似ている部分はあってもオリジナリティはしっかりあって良いフォロワーゲーだった


●レビュー
上で書いたように基本的なゲーム内容はFTLと酷似している
点線で繋がれたマップを進んでいき、道中でイベントやショップを回って自機を強化してマップのクリアを目指す
後ろからは強力な敵が追いかけてくるので延々と稼ぎを続けることはできず、1マップをクリアすると初期状態に戻るのでローグライク的な面もある

戦闘はFTLの戦艦砲撃戦にユニット操作をするRTSを組み込んだようなもの
どちらかと言うとユニットの方が主役で戦艦はその補助を行うような立ち位置であり、戦闘に関してはFTLとはほとんど別物
ユニットの3すくみによる相性、障害物や施設の有無、戦艦とユニットの組み合わせ、戦艦を攻めるかユニットを落とすかの判断、などシンプルながらもSLGとしてやりごたえはある

難易度は低くはないがFTLに比べればだいぶヌルい
マップが小さくて移動に迷うことがなく、物資が潤沢で普通にやっていれば燃料切れにもならず必要な強化も行える
敵が強くないので運が悪くて強化がうまくいかなくても初期装備でもある程度何とかなる。最後に極端に強いボスが待ち構えているわけでもない
1回の選択で自軍が崩壊するほど尖ったイベントもなくて運ゲー感が薄いのでストレスは少ない
難易度ノーマルならば何回か繰り返してコツを掴めば苦戦することなくクリアできるはず

FTLとの大きな違いはしっかりとした重厚なストーリーが展開されること
崩壊した世界でクローンである自身の出自を追いながらなぜこうなってしまったのかが徐々に解明していく
AIに支配されて機械がないと生きていけなくなってしまった世界は現実世界の未来への警鐘を鳴らしているようにも見える
デフォで日本語に対応していて、ハードなSFの世界観なのに翻訳でおかしいところもほとんど見らず、しっかりと世界観に浸れるのが嬉しい

FTLよりも遊びやすくてストーリーを読み進める楽しさもあって万人向け
FTLのファンもSFSLGが好きな人もどちらでも満足できるはず
ゲームがおもしろいだけに難易度とランダム性にやや欠けていて何度もやり直したくなるような内容ではないのが残念
まぁFTLみたいに胃をキリキリさせながらマゾさに耐えてやっとクリアできるほどの難しさがあるのもの困るのでこれくらいでいいとは思う



●攻略メモ
・マップをできる限り回って稼ぐ
最大で5マップまで回れるので最大限回れるルートを取る
行く星も店や探検があるところをできるだけ選び、戦闘を起こす選択肢もあえて選んで稼ぐ量を増やすようにする

・イオン
ワープだけでなく戦隊強化にも使うのでいくらでも必要になる
入手イオンを増やす可能性のある燃料収集効率は真っ先にMAXまで上げるべき
ワープするごとにイオンが手に入るので少ないときは細かくワープして節約したい

・ユニットと戦艦の相性を考える
初期艦以外は明確に得意な戦術があるのでそれに合わせて装備や戦隊を買うようにする

・スクラップには常に余裕を持っておく
スクラップが必要なイベントで手に入るものは普通に買うより割が良いことが多く、店で欲しい装備が売ってるときに買えないのも困るのでスクラップは多めに持っておく
強化はいつでもできるので必須な強化点以外は慌てて強化する必要はない

・戦隊数が優先
何をやるにしてもユニットの数が戦力に直結するので戦隊の出撃枠はどの艦でも最優先強化事項 
スクラップの必要量は他に比べても多いが、1機多いか少ないかだけでも戦場への影響力が段違いなので他を差し置いても強化するべき

・再出撃の時間
敵ユニットがやられている間に他のユニットを倒せば再出撃までの時間がさらに伸びる
4機を全滅させれば15秒以上は稼げるのでその間に攻め込んだり態勢を整えたりできる

・熱量
熱量が溜まるとその区画が機能不全に陥って戦隊や武器が潰されたも同然の大きな影響がある
戦艦を攻撃するときは動きを止めたい区画をまず攻撃し、熱量がフルに溜まったらすぐに別の区画を攻撃するようにする
熱量だけを与える武器もHPを削るよりもよっぽど強力なので使うときも使われるときも注意すること

・戦隊の特殊能力
戦隊にはステルスとかとか特殊能力が付いているものがある
スペックがそのままorわずかな差で特殊能力だけで付いたもの(ゴーストやボマー、マグニートなど)、ガラッと性質が変わるもの(フラッシュ、ジャガーノートなど)があるので特性を覚えておきたい

・戦艦のゲージが1本減るごとに周囲にスタンを与える爆発が出る。3マスくらい離れるか、戦艦の武器でゲージを削りきればスタンを回避できる

・武器の攻撃はマス単位なので単体攻撃でも複数機が同じマスに固まっていれば複数体を攻撃できる



●戦艦解説
・エクセルシオール
戦隊は3種の戦隊に修理中のドローンが1機。3すくみを突いて盤面有利を作り、ドローンを突っ込ませて戦艦を攻めていく
コアシステムは修理速度2倍。撤退させても撃墜されてもすぐに使える状態になるので総崩れになることはまずない
修理上等で何度も同じ機体を突っ込ませられるので量よりも質を重視した方が戦力に繋がる
デメリットがなく純粋なメリット能力だけを持つ唯一の艦でもあるので安定感は高い
最初から敵艦を攻められるレーザーがあるので道中で複数個のレーザーを集めて本体攻撃を重視することもできる
初期艦らしくバランスが良く、道中で取得した戦隊と武器でやっていける柔軟性もある。まさに初心者向けの入門艦

・カオス
戦隊はボマー持ちのドローンが7機。特殊能力持ちが7機もいて、うち2機はMK2とここだけ見たら全戦艦でも最も恵まれている
最初から出撃枠が3つあり、最大の戦隊数も5と最多なので数の暴力で圧殺できる
コアシステムは戦隊の最大数が増える代わりに常時修理中=HPが半分になる
さらにHPが1/4になる補助システムを初期から持つので常にHPは1/4。その代わり再配備までが早くなるので死亡上等になる
これらの相乗効果で多数のボマーで自爆上等で突っ込んでいき、自軍は素早く再配備して常に攻め続けていく戦法を取ることができる
ドローンしかないのでファイターに弱いと思いきや、自爆ダメでゴリ押しできるので意外にも極端な不利にはなりにくい
だが、高Lvのステルスファイターが多数いる艦と当たると自爆の火力で敵わないので攻め込めず、守りに入るとHP1/4が足を引っ張って万全の状態からでも抑え込めずに撃沈することすらありうる
初期の兵器枠がなく最大数も低い、士官枠も全箇所1枠のみ、ボマー以外は低HPがデメリットにしかならないので対応力は非常に低い
敵が弱いときは楽に勝てるが、自爆が効きにくい相手になると一気に辛くなる両極端な戦艦

・エリコ
戦隊はフリゲート2機とクルーザ1期
堅いフリゲートで抑えてクルーザで支援と言う役割になっているが、最初の出撃枠が1しかないので序盤は連携もクソもない
枠を増設しても足が遅くて引きつけ能力もない通常のフリゲートでは裏を取られる可能性があるのでクルーザを主軸にする戦法はなかなか難しい
コアシステムは直接ダメのない武器の最初のリロード?が半分になり、異常中の敵へ火力が上がるが、異常がない敵には火力が下がる
戦隊が弱い分だけ武器は枠が3つあって異常武器が2個、戦隊レーザーが1個と恵まれている
戦隊と異常武器で時間を稼いで船体レーザーで倒すと言うのが基本戦法だが、船体レーザーはリロ半減しないので時間がかかりすぎるのが欠点
そして何より戦隊が重要なこのゲームで出撃枠が最大で3つしかないのはそれだけで厳しい

・ゲノ
戦隊はステルスファイター3機とドローンが2機
ステルスを中心として苦手なフリゲートをドローンで抑え込む
コアシステムはステルス関連が強化されるがHPが下がる
ただでさえ強いステルスの威力がさらに上がるので序盤では複数でステルスアタックすれば3すくみもお構いなしになぎ倒せるほどの火力になる
序盤~中盤にかけては適当にステルスで突っ込むだけで終わるくらいの強さを誇るが、終盤で高Lvがわんさか出てきて正面切った殴り合いになるとHPの低さによる死にやすさが響いてくる
最初から燃料収集がMAXなのでイオンやスクラップに余裕があるのも利点
船体の防御が低くて初期のままではゲージ1本でHP80しかないので油断すると事故死する可能性すらある
ただ、このゲームは艦に張り付かせないのが基本なので低HPのデメリットはあまり大きな悪影響にはならない
自分で使うよりも敵で出てくる方が厄介。ステルスで突っ込んでくるので戦艦付近で守らざるを得ず、フリゲートでしっかりと固められないとステルスアタックによる火力差で押し負ける。かと言ってすれ違いので戦艦の落とし合いをしようにも高火力のファイターなので不利とおおよそ有効な対処法と言うものがない

・ハンマー
戦隊はファイター2機とフリゲート2機とジャガーノート
ドローンはいないもののフリゲートで引きつけてファイターで叩く基本的な戦術が初期から整っている
ただ、ジャガーノートが戦力として計上できないので計4機しかいないのは辛い
コアシステムは味方を巻き込む武器を強化する代わりにスピードダウン
自軍が巻き込まれないどころか強化までされるので敵味方が団子状態になっているほど効果が大きい
初期で広範囲のプラズマ弾を持っているのでしっかりと噛み合っている。一番巻き込みやすいのはプラズマ弾なので店で見かけたら何個か確保するようにしたい
戦術的に戦隊を固めて動かす事が多いのでスピードダウンのデメリットはそこまで悪影響はない
戦艦の防御が堅いので多少の被害を覚悟してすれ違いの落とし合いを挑むこともできる
わりと万能に戦えるが、初期の戦隊の火力が低いので適切な戦隊や武器が手に入らないとジリ貧になりやすい

・ヴォイド
戦隊は3種が2機ずつで、しかもすべて特殊能力付きと非常に質が高い。が、すべてが修理中
全機が修理中なことは序盤はHP半分でもほとんど問題がないのでその間に直してしまえばむしろ質が高い戦隊を持っている利点の方が大きくなる
コアシステムは有利な戦場になりやすい……となっているが、別に施設があってもなくても戦況への影響は大したことないのであまり意味がない。おそらくボス戦では効果が発揮されないので空気
逆にデメリットも探索隊員が8名までになるだけで悪影響が皆無。良い意味でも悪い意味でも影響がない
燃料収集が最大1しかなくてイオンに困りやすい、戦艦バーが最大2本で事故死の危険がある、などの欠点も目立つ
補助システムで安く買い物ができるので店で良い装備を集めたり、初期から良質の戦隊を多数持っているので店でイオンをかき集めて戦隊の強化を行ったりしたい
それさえできれば戦艦が柔らかくても戦隊で盤面を抑えることができるのでむしろ戦いやすい部類に入る