Tom Clancy's The Division™_20160310182643
ディビジョン購入。
購入の決めてはベータがそこそこ楽しかったから。
投稿時のプレイ時間は20時間ほど。


●良いところや特徴的な部分
・RPG的ハクスラ要素
基本的には倒して稼いで強くして更に強い敵に挑んで~を繰り返すハクスラゲー。
一見単調のように見えるが、武器・装備&特性・スキルなど要素が多いのでこれらを強化していくのが単純に楽しい。
金銭面ではなかなか厳しいものがあってすべてを完璧な装備に整えるのが難しいので常に取捨選択に悩まされる。
ベータからも大きな変化はないが色々要素が増えたのでプレイ感は全然違う。
逆にストーリー的なものはあってないようなものなのでその辺を求めていたらまったく合わない。
↓盾構えて突っ込んでいくのがお気に入り。しかし他の人が盾を使っているのをまったく見かけない。
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・ダークゾーン
いわゆるPvPエリアのダークゾーン(以下DZ)
だが、プレイヤーらの所属するディビジョンは正義の機関と言う扱いなので他プレイヤーに攻撃する者はローグとして追われる立場になる。
NPCも普通に徘徊しており、これらを狩ることで通常ゾーンより有用な装備を入手できる。むしろPVPよりこっちの方がメイン。
通常ゾーンと違ってその辺に他プレイヤーも徘徊していて、お互いが手出ししなければ基本的に味方なので連携とまでは言わないが無言の一体感のようなものがある。
逆に協力していたと思ったら後ろからズドンと撃たれてあぼーんなこともあるので常に気が抜けない。
場合によっては一般プレイヤー、ローグ、NPCの3者が入り乱れる展開になるので超グダグダの乱戦になることもある。そしてそれが一番楽しいとも言える。
何でもありの無法地帯ではあるが、Lv制限で入れるプレイヤー層が固定されているので強者にレイプされ続けるってことはないので安心。

DZに入りまくるとレア度高い装備でウハウハに見えるが、DZだけだと装備は揃ってもキャラのレベルが上がらない。
なので通常ゾーンもDZもどちらも適度にこなす必要があって、この辺の距離感が絶妙に噛み合っている


・やりごたえのある難易度
一発一発のダメージが大きめで難易度は結構高め。
激戦区のDZだけでなく、普通のストーリーミッションでもMAX4人PTで行っても全滅することがあるほど。
ただし何度かリトライすれば十分クリアできる程度なので理不尽に難しいと言うわけでもない。
↓仲間と一緒にへばり付いて頭出せない人達。ダメ高いから少し頭出すだけフルボッコにされる。
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●悪いところや気になったところ
・通常ゾーンの内容が薄い
DZと違って通常ゾーンはレベルや物資を稼ぐためひたすらサイドクエストかエンカウントを追うだけ。
それらも内容がほぼ同じのミッションなので非常に単調。
しかもそれをしないと物資が手に入らないのでやらないわけにもいかないと言う二重苦。
一応ここでもPTを組むことはできるが、やることが各々違うので野良ではやりづらい。

フィールドこそ広大であるものの、ランダムイベントや探索ポイント的なものないのでただ走るだけと言っていい。
建物や風景は外側から見るとよく作られているが、入れるところはほんの一握りで内装もどこかで見たようなコピペマップが多くてとてもじゃないが探しまわるって感じではない。
マルチ専用タイトルなので薄いシングルのみしかできないってことがないのは救いではある。
↓風景はいいんだけど中身がね……
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・ダークゾーンの問題点
単純にリスクとリターンが合っていない。
確かにドロップアイテムは良くなるが、その分敵も強くなっており、通常ゾーンと違って死んだらアイテムドロップ&経験値減少するのでリスクが大きい。
そして広めのマップに敵が散り散りに配置されており、それらを他プレイヤーとの取り合い(ある程度ダメ与えればドロップはするが)にもなるので手間もかかる。
そのわりに劇的に良いアイテムが手に入るかといえばそうでもなく、死んでも一切リスクなしのストーリーミッションをマルチで繰り返した方が明らかに効率が良い。

それに加えてDZショップの謎のランク制限も拍車をかける。
DZ内で稼げる通貨で強力な装備を買えるショップなのだが、これを買うのにバグじゃないかと思うくらいの厳しいDZランク制限がかかっているのでまったく買い物ができない。
現在ランク20なのに対して、すべてのアイテムにランク制限30がかかっている。
これが一部の物ではなくすべての物にかかる。時間経過で品揃えが変更されるがそれでも制限は変わらない。
ちなみに1ランク上げるのに4人PT組んで頑張って1時間くらいはかかる。
このDZランクは通常ゾーンのレベルとは完全に別扱いなのでそちらで強くしてから上げると言うのも成り立たない。
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ローグのシステムもはっきり言って崩壊している。
ローグになると皆に追われるうえに死んだときのペナルティが更に大きくなるのでリスクが大きい。
うまくいけば他人からゴッソリ奪える可能性はあるが、狩り目的の人は大抵PTを組んでいるので囲まれて瞬殺されることの方が多い。
そんな高リスクのローグを一人でやりたくないのでやるなら複数人でやろうと考えるが、ローグ希望者を限定したマッチングがないので野良ではローグができない……と言うか成り立たないと言ったほうが正しい。
PTの誰かローグになると全員が巻き込まれてローグになってしまうと言う仕様のせいで通常の稼ぎ目的で入ってきた人はローグし始めると抜ける人が大半。
これらののことを理解してくる中Lv帯になってくるととローグを見かけることすら稀になってくる。
低Lvのときの方がその辺に手を出すローグがちらほらいておもしろかったくらい。

その他にも
戦闘中バグ:数分走り続けて周囲に敵も一切いない状況なのに戦闘中扱いになってDZから退出できなくなる。
DZミスマッチ:Lv差がある味方がPTにいる場合ミスマッチ表示が出て別の世界に放り込まれる。そんな表示するなら最初からマッチさせるなよと……
などもある。

以上のことから稼ぎ目的でも遊び目的でもDZに入る意味がほとんどないと言うのがLv20前後の現在の現状。
ぶっちゃけ退屈すぎてローグ出てきてくれねえかなぁとか皆内心では思ってるんじゃないかと思う。
まぁLvが上がってカンストのLv30になったら阿鼻叫喚の戦場になってたりするのかもしれないが。


・PTが組みづらい
単純にマッチングが遅い。
正確に言うとゲストとして他の人の世界に入るときは早いけどホストとして人を待つとやたらと長くかかる。
発売直後で人はわんさかいるはずなのに数分~10分くらいしないと4人集まらないことが多い。
それでも通常ゾーンならばプレイしながら待つことができるのでそんな問題はないが、DZの中ではなぜかマッチング不可なのでそれすらできなくなる。
セーフゾーンでは他プレイヤーが表示されるのだが、このDZの入り口にある検問所では表示されないのが不思議でしょうがない。
こここそセーフゾーンのように他プレイヤーが見えるようにして直接誘えるようにすれば良かったのに。


・戦いが単調になりがち
食らうダメージがデカいのでカバーで隠れて遠距離からチマチマ削る戦法くらいしか取れない。
当然接近戦は不可能。なのでショットガンは産廃。
スキルも数こそそれなりにあるものの、状況を選ぶものも多いので少なくともソロや野良PTでは汎用的な数種類のものに絞られがち。


・マップの高低差がわかりづらい。
GPSのナビがあるがところどころ役に立たない。


●総評・感想
特徴的なのはDZの独特な雰囲気くらいで「ここがおもしろい!」と言う特筆した点はないのだが、適度な難易度とハクスラ要素が噛み合っているのでつい続けてしまう部分はある。
どちらかと言うとシューティングよりもRPG要素の方が強いのが特徴とは言えるか。
どんなにうまくても装備やスキル、乱戦による数の暴力を乗り越えて無双するのは不可能と言ってもいい。
なのでこれらが得意ではない人でも育成を重視していけば十分楽しめる。
が、それらを加味しても単調さが目立つので少しでも迷ったらやめといた方がいいと言えるような作品。

一番危険なのがフォールアウトのような広大な世界を探索できることを想像して買ってしまうこと。
あくまでオープンワールド風なだけでそれらを求める人にはまったく合わない内容なのでクソゲー呼ばわりされても仕方ない。
ベータを少しプレイしていればそれが間違っているのはすぐわかるのだが、それをしないで買ってしまうと騙されたようになってしまうかもしれない。

適当評価:☆☆☆
DZの現状を追記&星-1