DBDを作ったところからDeathgardenと言う非対称マルチゲーが発売
8/15の発売から1週間は無料でプレイ可能とのことでやってみた
残念ながら日本語には対応していないのでゲーム内は全編で英語。まぁそんな難しいものではないのでチュートリアルをやればある程度はわかるはず

ルールは三人称視点のランナー5人vs一人称視点のハンター1人での対決、ランナーが3つのポストを起動して出口を作って5人中3人が脱出すればランナー側の勝ち、ランナーが3人倒されたらハンター側の勝ちと言う流れ
DBDとほとんど変わらない流れなのでやったことあればすんなりと理解できる
DBDとの一番の違いは追う方も逃げる方も非常に機敏なところ
ランナーはその名の通り、素早く走りながら飛ぶ登るなどを駆使してどんなところでも踏破できる
ハンターは銃での遠距離攻撃ができ、各種特殊能力も使える
以上ゲーム紹介終了。ここから下は不満をぶちまけるだけの記事になります


ゲームバランスが悪く、現状ではハンターが圧倒的に不利
ランナーの動きが早いのに茂みや高低差があって見つけにくく、見つけても立体的に激しく動き回るのでなかなか当たらないorすぐ見失う
そして、数で圧倒的に不利なのにランナー側の妨害が強すぎる。見つけても視界を悪くされたり足遅くされたりで満足に追えないのが当たり前
その他にも弾切れしやすかったり、分散されて占領されるとどうやっても妨害が間に合わないなど
当然パーティ組んだランナーに勝てるはずもなく、時間制限もないっぽいのでハンターが追い回されておもちゃにされることも。「追うランナー、翻弄されるハンター」って状況になることも日常茶飯事
ハンターをやるなら見つけた相手は確殺できるくらいのエイム力と索敵能力がなければスタートラインにすら立てない
まぁ発売直後でルールを理解してるかすら怪しいプレイヤーが相当数いるのでそういうのが2~3人いるとハンターが勝てたりもする。むしろそういうのが混ざらないとパンピーのハンターは絶対勝てない
ちなみにゲーム終了後のリザルトではご丁寧に敗北側にも見えるように煽りポーズが取れる。もちろんハンターで負ければ最大5人から煽られる。あの煽るしかすることのない終了後の画面は一体何を考えて作ったのかが理解できない

勝ち負け以上に単純にやってて楽しくないのが問題
有利不利はあっても殺人鬼ごっこをしてる気分になれたDBDと違って、ハンターはちょこまか動く当てにくい的を追うだけの出来の悪いFPSをやらされてるだけ
ランナーもちょっと手出しができる以外はやってることがDBDと大差なくて新鮮味が薄い。チーム戦になったことで醍醐味の一つでもあった見捨てたり自分だけが生き残るって言う独特な楽しさも失われてしまった
ランナーもハンターも競技場みたいなところに自分から飛び込んでいくのでなんで戦ってるのかもよくわからない。DBDのB級ホラー的な雰囲気は大切な要素だったんだなぁと実感
ランナーハンターのどちらが有利かってのは人によって変わるかもしれないが、少なくともマッチング時間の差を見るかぎり大多数のプレイヤーはハンターをやりたがっていないことは明白
マッチングにかかる時間がランナーは数分かかるのに対してハンターは数秒~十数秒で確実に終わる。一人側で済むハンターの方が圧倒的に少ない人数で足りるはずなのにこれはもうそういうことでしょう

ここまでフルボッコに叩いてきたけど、良い点としては
・映像付きのチュートリアル&自由に動ける練習場があるので日本語非対応だが理解はしやすい
・マッチング待ちしながらそれらの練習ができるので空いた時間を潰しやすい
くらいかな。ってこれゲーム内容には直接的に関係ないな


結論としてはDBDから良いところを削ぎ落として、ごちゃごちゃした妨害やらFPSやらを詰め込んだ」クソゲー一歩手前の駄作です
よくこの内容で無料期間ありで発売しようと思ったなぁ。無料が終わったら速攻で過疎るだろうね
無料なしの方がまだ売り上げに繋がった気がする。まぁ不評すぎてレビューがフルボッコになるのは目に見えてるけど
なんかDBDとこれの関係を見てると、同じ非対称マルチのL4D→エボルブを作ったタートルロックを思い浮かべる。それと同じようにこっちが終わってDBDは残ってるとかありそう

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