
新作ゲームにめぼしいものがないので積みゲーを崩すことにする
ってことで今回は「ルセッティア〜アイテム屋さんのはじめ方〜」のレビュー
実はだいぶ昔からインスコしてあったんだけどずっと放置してて未プレイだった
タイトル通りアイテム屋を経営するシミュレーションゲーム
ストーリーとしてはとある理由で借金を背負ってしまった主人公のルセットがアイテム屋を経営して借金を返済していくってお話
ゲーム的にはザ・コンビニのような経営シミュレーションを簡略化したようなものと言えばいいか
アイテムの価格がほぼすべて交渉で決まるってのが特徴
並べて売れるのを待つってのが多いのでこれは結構めずらしい
男やギルド長は羽振りがよく、幼女や主婦はケチなど客ごとに特徴があってそれに合わせて売る額を調整するのがキモになる
イベントによって物価が上下することもあって、安いときに買って高いときに売ると利益が上がる
インフレのときは3倍くらいの値段でガンガン売れたりするので儲かりまくりのウハウハで爽快感がある
逆にデフレだと値段にうるさい幼女や主婦だと赤字に近い価格じゃないと買ってくれなくなる。まさに恐怖の幼女

アイテムを探すためにダンジョンに潜ることもできる
入るたびに構造が変わるローグライク&ゼルダのような2Dアクションを組み合わせたようなシステム
主人公のルセットは戦えないので冒険者を雇って戦ってもらう形になる
最初に雇える剣士を始めとして、盗賊、魔法、弓使いなど冒険者によって戦い方が変わってくる
店経営が基本だからかアクション自体は難しくないが、初見だとわからん殺しされるようなボスがいたりするので舐めてかかるとやられたりする

経営もダンジョンもロードや読み込みはほぼなしでテンポ良く進んでいく
経営SLGって言うと難しそうだけど、その手の類似ゲームと違って覚えることが少なくて誰でもすぐできるようになるはず
キャラも主人公のルセットを始めとして魅力あるキャラが揃う
ボイスはパートボイスで量は多くはないがどれもキャラには合ってる。ルセットの声かわいい
やること自体はわかりやすいが軌道に乗ってくると単調さが目立ってくる
客一人ごとに値段を決めなきゃいけないけど、客によってだいたいの相場が決まっていてその相場を覚えてしまえばわりと適当な額でも売れてしまうので交渉している感が薄い
ダンジョンパートも敵が似たような相手ばかりなので新鮮味が薄れてくる
借金返済の額がドンドン高くなっていくので難易度自体は高めなんだけど、アイテムやLv引き継ぎでそのまま2周目に入ってしまうのでそうなると余裕になってしまう
多少の欠点はあるけど、手軽にテンポの良い経営SLGをやりたい人にはオススメ
自分は全然知らなかったけど、なかなかの人気作のようでsteamでも売ってるみたいね
古めの同人ゲーらしいショボさみたいなのはあるけど、それでも人気になるのは納得な出来ではある